WiMAXの提供エリアは?エリア外だったときはどうすればいい?

WiMAXと言えば、UQから提供されているモバイルルーターです。
モバイルルーターの中ではかなり有名なので聞いたことのある方も多いでしょう。
ただ最近のWiMAXは、従来のようにデータ通信量が一定まで定められているプランもありますが上限のないプランも人気で自宅のインターネット環境としてWiMAXを利用する方も増えているよう。
ただここで気にしなくてはいけないのが、提供エリアです。
提供エリアはインターネットサービスによってもちろん違い、提供されていないところではもちろんそのサービスでの電波を利用することはできません。
今回ご紹介するWiMAXではこの提供エリアが少し複雑なので、どのように判断すればいいのか見ていきたいと思います。
目次
WiMAXの提供エリアはどう判断すればいい?
さて、WiMAXの提供エリアはどのように判断すればいいのでしょうか?
まずWiMAXの提供エリアかどうかを判断するには二つの方法があります。
①サービスエリアマップ
…とりあえず利用可能な地域かを地図上で判定
②ピンポイントエリア判定
…「〇、△、×」でその地域(番地まで)が利用できるかどうかの詳細な判定
とりあえず視覚的に範囲を見たい場合は①サービスエリアマップを利用し、もう住むところが決まっている方やもうその場所に住んでいる方の場合は②ピンポイントエリア判定を利用するのがいいでしょう。
そして今回提供エリアかどうかの判断基準として重要なのは②ピンポイントエリア判定です。
このピンポイントエリア判定は先ほども言ったように、提供エリアかどうかの判断を「〇、△、×」で判断してくれます。
この「〇、△、×」がどのような基準となっているのか、まずは見ていきたいと思います。
ピンポイントエリア判定の提供エリア判断基準「〇、△、×」の内容
ではピンポイントエリア判定の提供エリア判断基準である三つの記号の内容を見ていきましょう。
もちろんそれぞれ意味が違いますので、自身のエリアと照らし合わせて見てみるといいかもしれませんね。
エリア判定が「〇」
エリア判定が「〇」と判定された方はWiMAXの利用に特に問題はありません。
ただ「状況」のところにも記載されているように、周辺の地形や建物の形、利用場所などによる環境の影響でWiMAXが圏外となってしまう場合があります。
これはどの判断基準でもそうですが、特に高層階・地下での利用を考えている方は注意しなくてはいけません。
というのもWiMAXの電波の種類は「モバイル回線」だからです。
簡単に言えばWiMAXはケータイの電波より通信速度が速くなったようなものなので、電波が入りにくいところなどでは同じような状況になりえます。
光回線などとは違い、モバイル回線は状況に左右されやすいという点は覚えておいていいかもしれませんね。
エリア判定が「△」
エリア判定で「△」と判定された方はWiMAXの電波が絶対に利用できるエリアかどうか、ということが定かではありません。
そのため、WiMAXに一度問い合わせてみたほうが良さそうですね。
もし問い合わせてみて大丈夫だと言われたら契約しても大丈夫だと思いますが、「△」と判定されたからすぐ契約してしまうのは危うい。
このように、「〇」以外と判定された方は一度問い合わせる必要があるので注意しましょう。
エリア判定が「×」?
これは確認不足かもしれませんが、私が調査してみたところ「×」と判定されるエリアはなかったものの代わりにこのような判定結果が返ってきました。
まあ内容は同じだと思いますが…
もうこのように判定結果が出てしまった方は現時点でそのエリアでのWiMAXの利用はできない、と考えたほうがいいです。
ただWiMAXの公式サイトでは「エリア改善要望受付フォーム」というものがあり、そこからエリアの改善要望を提出できるよう。
しかし、この要望が聞き届けられるかは分かりませんので「×」またはこのような判定結果が返ってきた方は現時点で利用できるエリアだとと判定されている別のインターネットサービスを利用することをおすすめします。
番外編
エリア判定をしていたらこのような判定結果が返ってきたことがありました。
まあこれは「△」と取ってもいいように気がしますね(笑)
基本的には利用できるけど、著しく環境の変化が大きいエリアということでしょうか?
なんにせよ電波が確実に入る、とは言い切れないようなエリアということだと思いますので、このような判定結果が返ってきたら「△」と同じように一度WiMAX公式に問い合わせてみたほうがいいでしょう。
WiMAXと光回線ってどちらが提供エリアが広いの?
さて、WiMAXのエリア判定の判断基準を見ていきました。
ではほかのインターネットサービスと比較するとWiMAXの提供エリアは広いのか、狭いのかどちらなのでしょう?
すべての都道府県を調査するのはかなり大変なので今回は二県の提供エリアで比較してみたいと思います。
都道府県 | WiMAX | フレッツ光 |
---|---|---|
秋田県 | 24エリア | 26エリア |
栃木県 | 25エリア | 26エリア |
双方のエリアを見てみたところこのような結果となりました。
微々たる差ではありますが、フレッツ光の方が提供エリアは広いようですね。
ただWiMAXと違うのは、光回線で利用できると判断された地域は確実に光回線が利用できるということ。
つまりWiMAXのように「△」などの曖昧な判定基準がありません。
なので申し込みをする際は安心して申し込みをすることができるでしょう。
ではWiMAXと光回線ではどちらがおすすめなのでしょうか?
WiMAXと光回線なら光回線の方がおすすめ?
WiMAXと光回線ではどちらがおすすめなのか。
おすすめしたいのは光回線の方です。
もちろん「モバイルルーターとして持ち運びをしたい!」という場合はWiMAXになってしまいますが、今回想定しているのはWiMAXを自宅のインターネット環境として利用する場合。
そのような想定をした場合は確実に光回線の方がおすすめです。
というのもまず、光回線とWiMAXではそもそも電波の種類が異なります。
先ほども言ったように、WiMAXはモバイル回線。
このモバイル回線の元々の役割は「広いエリアでそこそこの通信速度」というもの。
そして光回線の役割は「狭いエリアで高速な通信速度」。
つまり自宅などの狭いエリアで利用を考えている場合は「光回線」のほうが役割的には合致しているんです。
もちろんこの役割はそれぞれの通信速度にも表れていて、それぞれの通信速度を比較すると☟のようになります。
WiMAX | フレッツ光 |
---|---|
上り最大30Mbps/下り最大708Mbps | 上下最大1Gbps |
WiMAXでは下り、つまりダウンロード速度は光回線に近い速度を出すことができますが、上りのアップロード速度では30Mbpsと光回線と比較して30分の1ほどの速度しか出すことができません。
普段利用するのは下りの速度の方が多いと思いますが、両方同じくらいの速度で利用できたほうがいいに決まっています。
そしてWiMAXには速度制限があることも一つですね。
WiMAXではデータ通信量の上限はないプランであっても、3日間で10GBを超える通信量を利用してしまうと通信速度が1Mbpsになってしまうという速度制限が存在します。
その点、光回線にはこのような制限はないので通信量を気にすることなく利用することができます。
せっかく利用するなら思いっきり使えた方がいいですよね。
では最後におすすめの光回線をご紹介して終わりにしたいと思います。
おすすめの光回線は「光コラボ」!
さて、先ほど例に出てきたフレッツ光を紹介するかと思いきや、おすすめするのは「光コラボ」です。
この光コラボはフレッツ光の光回線を利用した光回線サービスで、さまざまな事業者がこのサービスを利用しています。
光コラボについてはこちら☟をご覧ください。
◆光コラボとは◆
光コラボの正式名称は「光コラボレーションモデル」。
光コラボレーション「モデル」ということで、光回線サービス自体というよりはサービスモデルのことを表しています。
光コラボの内容は「フレッツ光の光回線サービス×事業者のサービス・商品」のコラボレーション。
具体的な流れを言えば、
「フレッツ光の光回線サービス」+「事業者の商品」というセットでまとめる☞二つをまとめて割引
【ex)ソフトバンク光(フレッツ光の光回線サービス)+ソフトバンクケータイ☞おうち割光セット】
というような流れとなります。
以前のようにフレッツ光という大きな枠ではなく、さらに細分化した枠で自分の利用しているサービスに合った光回線を選ぶことができるという利用者側のメリットもここで発生します。このように今まで光回線サービスを提供できなかった事業者がフレッツ光を通じて光回線サービスを提供し、さらに自社製品・サービスとかけ合わせることで新たなサービスモデルを築いたのです。
①フレッツ光よりも月額料金が安い
②通信速度・安定性はフレッツ光と同じ
③「転用申し込み」がお得
このように、光コラボはフレッツ光の光回線を利用しているので提供エリアはフレッツ光と同じですし、速度もフレッツ光と同じです。
さらに光コラボの特徴として、フレッツ光よりも大幅に料金が安い。
☟で光コラボの料金を比較しているのでぜひともご覧下さい。
さらに光コラボを申し込むことで、公式キャンペーンはもちろんさまざまなキャンペーンを適用することができます。
代理店からの申し込み、俗にいう「代理店申し込み」ではキャッシュバックがもらえることが多い。
そして代理店の中でも有名な「NEXT」ならキャッシュバックのスピードも速く、キャンペーン適用条件もかなり軽いです。
今回は光コラボの中でも一押しのソフトバンク光のキャンペーンを載せておくので興味のある方は一度ご覧ください。
さいごに
今回はWiMAXの提供エリアについて見ていきました。
やはりWiMAXの提供エリアは広いものの、不確定な判断基準があることが少し気になりますね。
光回線だと〇か×かしかありませんので、申し込みができれば確実に利用することができるので自宅用インターネット環境なら光回線の方が断然おすすめです。
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