ソフトバンク光の二段階従量プラン「ファミリー・ライト」とは?

今回はソフトバンク光についてのお話しです。
ソフトバンク光と言えば大手ケータイキャリア「ソフトバンク」が提供している光回線で、おうち割光セットなどケータイとのセット割もあり人気の光回線です。
ソフトバンク光は基本的な光回線と変わらず住宅タイプによるプランの違いしかないのが基本ですが、二段階従量プラン「ファミリー・ライト」というプランがあることをご存知でしょうか?
昔からある割には意外と認知度が低いプランでもありますし、かなり人によってメリットが異なるプランでもある印象を受けました。
今回はそんなソフトバンク光の二段階従量プラン「ファミリー・ライト」とはどのようなプランなのか見ていきたいと思います。
目次
ソフトバンク光の二段階従量プラン「ファミリー・ライト」とはどんなプラン?
さて、ソフトバンク光の二段階従量プラン「ファミリー・ライト」について見ていきましょう。
まず初めに言っておきたいのがソフトバンク光の中でも利用できる住宅タイプがある、ということ。
ソフトバンク光に詳しい方なら名前だけで分かると思いますが、ソフトバンク光では戸建てタイプかマンションタイプかでプランの名称が異なります。
戸建てタイプの場合はプランの頭に「ファミリー」と付き、マンションタイプの場合は「マンション」と付き、その後にスピードの種別が付くようなプラン名称なんですね。
例を出すと「ファミリー・ギガスピード」や「マンション・ギガスピード」といった感じですね。
そう考えると、今回ご紹介するプラン「ファミリー・ライト」とはどちらのプランなのでしょうか?
そう、戸建てタイプを利用している方に向けたプラン、ということになりますね。
そのためマンションタイプの方は利用できないのでご注意ください。
さて、どちらの住宅タイプであれば利用できるかということが分かりましたが、ファミリー・ライトとはどのようなプランなのでしょう?
ヒントを言うと、「ライト」という言葉がヒントとなっています。
「ライト」とは「明かり」と言った意味もありますが、「軽い・軽快」などどいった意味がある単語ですよね。
そしてファミリー・ライトで使われている「ライト」の意味は後者の方で「軽い・軽快」の方の意味。
つまり「軽く、軽快に光回線を利用する方のためのプラン?」となりますね。
では光回線とは何を利用するためのものでしょうか?
そう「ネット」です。
ということで、ネットを軽く使う方つまり「ライトユーザー」に向けたプランということになります。
「ライトユーザーならモバイルルーターとかでいいのでは?」と思う方もいると思いますが、やはりモバイル回線は通信速度も光回線より遅いですし、意外と料金は高くついてしまいます。
そしてプランの名前が示す通り、ソフトバンク光の「ファミリー・ライト」は比較的ネットを利用する機会が少ないけれど利用する際にはルーターなどのモバイル回線よりも安定した通信・そして速い速度で利用したい、という方に向けたライトユーザー向けのプランとなっているよう。
ではソフトバンク光「ファミリー・ライト」の概要が分かったところで、実際にどのようなプランとなっているのかサービス内容を見ていきましょう。
ソフトバンク光の「ファミリー・ライト」のプラン内容とは?
光回線のプランは意外と種類があることが多く、プランによって通信速度が変わることも多々あります。
しかしソフトバンク光のファミリー・ライトで変わるのは「料金のみ」。
通信速度は変わることがないのが特徴ですね。
そして変化のある「料金」ですが、いままでの光回線のプランでは珍しい「従量課金制」が組み込まれているのも特徴。
ではどのような料金体系になっているのか詳しく見ていきたいと思います。
データ量 | 2年自動更新プラン | 自動更新なしプラン |
---|---|---|
~3GB | 3900円/月 | 5500円/月 |
3GB~10GB | 3GB~9.9GB未満 24円/100MB 9.9GB~10GB 44円/100MB | |
10GB~ | 5600円/月 | 7200円/月 |
こちらがファミリー・ライトの月額料金となります。
見ての通り、月々利用したデータ量に応じて料金が変わっていくのが特徴ですね。
そしてプランは二つありますが、これらの違いは契約期間が決まっているかどうか。
契約期間あり | 月額料金は「契約期間なし」より安くなるが、更新月以外・最低利用期間内の解約には違約金がかかる。 |
契約期間なし | 月額料金は「契約期間あり」より高いが、いつ解約しても違約金がかからない。 |
それぞれの違いは上記の通りなので軽く覚えておきましょう。
月額料金が安くなるので基本的には2年自動更新プランを利用する方の方が多いです。
そのため今回は2年自動更新プランの料金を中心にお話しを進めていきたいと思います。
さて料金を見てみると、一番安い料金で一月3GBまで利用できて3900円、そして一番高いのは10GB以上利用できて5600円です。
本来のソフトバンク光の料金は5200円なので、10GB以上利用する、という場合は本来の戸建てタイプを利用したほうが安い計算になりますね。
ではどれほどまで利用する方であればファミリー・ライトの方が料金がお得なのでしょう?
肝になってくるのは3GB~10GBの間の料金です。
このデータ量区間では、100MBごとに料金が加算されます。
そして3GB~9.9GBまでは100MBの料金は24円ですが、それ以上であれば44円となっています。
では計算をしてみましょう。
まず3GBまでの料金が3900円なので基本料金は3900円の状態です。
そして本来の戸建てタイプの料金は5200円なので、その差額は1300円。
そして100MBごとに料金が加算されるのでまずはそれぞれの料金は10倍にして1GBごとの料金に変換してみます。
3GB~9.9GB未満 | 240円/1GB |
9.9GB~10GB | 440円/1GB |
差額が埋まるまで足していくと、240円×5で1200円、あまりが100円なのでこれを24円/100MBで割ると5となるので、500MB。
つまり8.5GBまでは本来の戸建てタイプより安く利用できるというわけですね。
ではこの8.5GBとはどれくらいで消費されてしまうものなのでしょう?

こちらはソフトバンクの公式HPに記載されていたデータ量の一覧です。
こうしてデータ量の一覧を見るのはなかなかない機会ですよね。
見てみると、一番頻繁に利用するであろうWEBページは2000ページで1GB、YouTubeは2.3時間で1GBとなっています。
「WEBページが2000ページ見れる!」と思う方もいるかもしれませんがWEBページにも色々あり、データが思いWEBページを見ると一気にデータ量は持ってかれてしまいますので一概に2000ページ見れるとは言い切れません。
そしてYouTubeなどのストリーミング映像サービスであれば画質によってもデータ量は異なります。
最近ではHuluやNetflixなどのサービスも提供されているので、それらの映像作品を自宅のWifiで視聴すると一作品でおよそ1GBが消費されてしまうような計算となってしまいます。
つまり1月に8作品以上見てしまうと本来の戸建てタイプの料金より高くなってしまうわけです。
さらにストリーミングの音楽サービス、SpotifyやAppleMusicを自宅で流している場合もデータ量は消費されてしまいます。
このように意外と気づかないところでインターネット通信は行われているんですね。
そのため本当の意味でのライトユーザーに向けたプラン、というわけです。
では結論としては本来の戸建てタイプのプランを利用するべきか、ファミリー・ライトを利用するべきかどちらの方がいいのでしょう?
結論!ソフトバンク光「ファミリー・ライト」よりは使い放題の基本プランの方がおすすめ
さて、ソフトバンク光の二段階従量プラン「ファミリー・ライト」についてお話ししていきましたが結論としてはどちらのプランのほうがおすすめなのでしょう?
私がおすすめしたいのは「基本プラン」の方です。
というのも、やはり「データ量を気にしなくていい」というのが一番の理由。
もちろんファミリー・ライトでもいいのですがデータ量を気にせず利用してしまうとすぐに上限に行ってしまいますし、その際の料金は基本プランよりも400円も高いです。
400円高くなってしまうことを考えても「うーん」という感じですし、なによりインターネットはデータ量を気にせず思いっきり利用したいですよね?
そのことからもソフトバンク光「ファミリー・ライト」がおすすめなのは本当にネットをそこまで利用しない方のみ!
それ以外で家に帰ったらケータイを利用しているような方はソフトバンク光戸建てタイプの「基本プラン」の方が最終的に安くなると思うので、そちらの方をおすすめしたいですね。
さいごに
今回はソフトバンク光の「ファミリー・ライト」プランについて見ていきました。
光回線で従量課金制は面白いですがやはり料金には難点がありましたね。
データ量を気にして利用するならやはり使い放題でデータ量を気にしなくていい基本プランの方がおすすめできます。
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