メガエッグとソフトバンク光を比較、乗り換えにはキャンペーン?

今回は光回線の比較をしていきたいと思います。
比較する光回線は「メガエッグ」と「ソフトバンク光」の二つ。
ソフトバンク光は知っている方も多いかと思いますが、メガエッグを知っている方は多くないのではないでしょうか。
というのもメガエッグは「岡山県・島根県・山口県・鳥取県・広島県」という「中国地方」限定で提供されている光回線だからですね。
この二社の違いは、いまのところ「知名度」だけですがもちろん違いはそれだけではありません。
今回はこのメガエッグとソフトバンク光を比較し、それぞれのサービス内容で異なることをご紹介していきたいと思います。
メガエッグとソフトバンク光
ではメガエッグとソフトバンク光の違いについて見ていきたいと思います。
ただ、その前にメガエッグとソフトバンク光においてそれぞれどのような形でサービスが提供されているかということをお話したいと思います。
まず、ソフトバンク光の提供元はソフトバンクです。
これは言うまでもないですね。
ただ、ソフトバンク光で使用されている光回線はソフトバンク光のものではなく「フレッツ光」のもの。
これはソフトバンク光がフレッツ光の「光コラボ」というサービスモデルを利用したサービスだからです。
この光コラボについてはこちら☟をご覧ください。
◆光コラボとは◆
光コラボの正式名称は「光コラボレーションモデル」。
光コラボレーション「モデル」ということで、光回線サービス自体というよりはサービスモデルのことを表しています。
光コラボの内容は「フレッツ光の光回線サービス×事業者のサービス・商品」のコラボレーション。
具体的な流れを言えば、
「フレッツ光の光回線サービス」+「事業者の商品」というセットでまとめる☞二つをまとめて割引
【ex)ソフトバンク光(フレッツ光の光回線サービス)+ソフトバンクケータイ☞おうち割光セット】
というような流れとなります。
以前のようにフレッツ光という大きな枠ではなく、さらに細分化した枠で自分の利用しているサービスに合った光回線を選ぶことができるという利用者側のメリットもここで発生します。このように今まで光回線サービスを提供できなかった事業者がフレッツ光を通じて光回線サービスを提供し、さらに自社製品・サービスとかけ合わせることで新たなサービスモデルを築いたのです。
①フレッツ光よりも月額料金が安い
②通信速度・安定性はフレッツ光と同じ
③「転用申し込み」がお得
このように、光コラボはフレッツ光から光回線を借りることで自社で光回線を持っていなくても気軽に光回線サービスを提供できるような仕組みで、利用者からしてもそれぞれの事業者で実施されている「セット割」などの恩恵を受けることができます。
ではメガエッグはどのようにサービスを提供しているのでしょうか?
メガエッグを提供しているのは「エネルギア・コミュニケーションズ」という中国電力の系列会社。
そしてメガエッグでは自社で光回線をもって、サービスを提供しています。
まず、ここがソフトバンク光と違うポイントですね。
そしてメガエッグでは先ほども言ったように、中国地方限定での提供を行っています。
これは中国電力が親会社であることと相関があることを表しているでしょう。
このように、メガエッグとソフトバンク光とでは提供している事業者はもちろん、使用されている光回線も違いますので覚えておくといいでしょう。
メガエッグとソフトバンク光のサービス内容の違い
では概要的な違いが分かったところで、メガエッグとソフトバンク光でどのようにサービス内容が違うのか、細かいところを見ていきたいと思います。
今回比較する上で三つのポイントから比較を行っていきましょう。
①提供エリア
②料金
③速度
光回線を比較する上で、この三点はかなり重要。
先ほども触れましたが、①提供エリアから比較していきたいと思います。
①メガエッグとソフトバンク光の提供エリア
メガエッグとソフトバンク光の提供エリアはかなり違います。
先ほども言ったように、メガエッグは中国地方の5県なのに対し、ソフトバンク光では47都道府県での提供を行っています。
この提供エリアでのポイントは「継続できるかどうか」。
というのも、メガエッグでは中国地方限定での提供となるので中国地方以外に住んでいる方はもちろんメガエッグを利用することはできません。
つまり、現在中国地方に住んでいても将来的に離れる場合などは結局解約するしかない、ということ。
解約には違約金だけでなく、解約手続きの手間や乗り換え先を探さなくてはいけない手間も発生してしまいますよね。
その点、ソフトバンク光では全国的に提供をされているので利用できない地域の方が少ないです。
さらに引っ越しをするとなっても「引っ越し手続き」をすることによって転居先でも引き続き利用できるほか、転居先での開通工事費用も割引してくれるんです。
このことから、メガエッグとソフトバンク光でどちらが「継続できるか」ということを考えると、ソフトバンク光の方が継続しやすいということが言えるでしょう。
②メガエッグとソフトバンク光の料金
サービス名 | 戸建て | マンション |
メガエッグ | 5000円 | 4000円 |
ソフトバンク光 | 5100円 | 3800円 |
表を見てみると、メガエッグの方が戸建ては安く、マンションはソフトバンク光の方が安いですね。
ただ、メガエッグとソフトバンク光ではある条件を満たすことで月額料金が変化していきます。
それでは二社の料金がどのように変化するのか見てみましょう。
メガエッグ
メガエッグの場合、「新規加入割引」というものが最初の1年間のみ適用されます。
この料金は戸建て・ホームともに、月額料金から「1000円」が割引されます。
つまり最初の1年間のみ戸建て:4000円、マンション:3000円という料金で利用することができますね。
ソフトバンク光
ソフトバンク光の場合、「契約期間の変更」と「オプション」によって月額料金を戸建てのみ下げることができます。
まず契約期間は「2年自動更新」のところ「5年自動更新」に、そしてオプションは「ソフトバンクテレビ」を付けることによって条件が満たされます。
この条件が満たされると、ソフトバンク光戸建ての料金は「4700円」となり、基本のメガエッグの料金よりも300円お得に利用できるようになりますね。
さて、二つの料金の変化を見ていきました。
メガエッグの1000円割引は魅力的に感じますが、1年間のみが適用期間。
1年経過してしまうと、もともとの料金に戻ってしまいますので長期的にみるとソフトバンク光の方が料金的にはお得、と言えますね。
③メガエッグとソフトバンク光の速度を比較
光回線の中で重要なのは料金だけではありません。
いくら料金が安くても通信速度は遅かったら光回線の意味がないです。
ただ、メガエッグとソフトバンク光の最大速度、つまり公表されている速度はどちらも同じ「上下最大1Gbps」。
これでは比較のしようがありませんよね。
ただ、光回線には実際に利用した際にのみ確認できる「実効速度」というものがあるんです。
ということで、実際に利用している方の計測値をもとに比較していきましょう。
土曜日の夜にこの速度
メガエッグ
BNRスピードテスト (画像版) 最高速度:2.67Mbps 平均速度:1.13Mbps https://t.co/w7Jc09QxNm— 柴犬銀 (@GinjiroShibaMHW) February 25, 2017
ソフトバンク光速い#ソフトバンク光 pic.twitter.com/kzspNBL1cg
— はやて©︎鉄道垢 (@E233family) March 1, 2018
このように、それぞれの速度は結構ちがいますよね。
もちろん環境により変わりますが、このような速度で利用できている方がいるのも事実です。
ただ、詳しい方ならわかると思いますがソフトバンク光は「速い遅い」のムラが激しい光回線と言われていました。
しかし最近どうやら「光BBユニット」を利用しているかどうか、ということが重要だと判明したんです。
というのも、この光BBユニットを利用することで「IPv6接続」という新しいIPでのインターネット接続をすることができるからですね。
このIPv6接続をすることによって、いままでの古いIPで接続しているインターネットを迂回して接続することができるんです。
なので渋滞に巻き込まれないんですね。
しかもこの光BBユニットはおうち割光セットというソフトバンクケータイとのセット割を適用する際の適用条件である「オプションパック」に含まれています。
なので単体のオプションで契約する必要がないので、ついでに利用することができるんです。
このようなことから、ソフトバンク光の方が「光BBユニット」を利用することで不満を抱かない速度での利用がしやすい、ということができるでしょう。
乗り換えのポイント
さて、メガエッグからソフトバンク光に乗り換える場合のポイントをお教えします。
今回お教えするポイントは二つ。
①あんしん乗り換えキャンペーンの利用
②代理店キャンペーンの利用
どちらもキャンペーンですが、こちら二つのキャンペーンは併用することができるんです。
では①から見ていきましょう。
①あんしん乗り換えキャンペーンの利用
あんしん乗り換えキャンペーンは、ソフトバンク光の乗り換えキャンペーンです。
このあんしん乗り換えキャンペーンでは次の二つの特典をもらうことができます。
1.他社で発生する違約金を最大「10万円」負担
2.乗り換え後、おうち割光セットの申し込みで契約回線ごとに10260円の還元
このあんしん乗り換えキャンペーンを適用することで、「光回線」と「ケータイ」の乗り換えがサポートされます。
基本的に光回線の違約金は10万円まではいきません。
なのでこのキャンペーンを利用することで乗り換えの一番のポイントである違約金の心配はなくなるでしょう。
そしておうち割光セットに申し込むことで契約回線ごと(ケータイ1台ごと)に10260円の還元を行ってくれるので、ケータイの乗り換えをするのにもお得なキャンペーンです。
開通前wifi機器無料レンタルキャンペーン
光回線では開通工事が完了するまでインターネット環境を利用することができません。
ただ、このキャンペーンを適用することで開通工事が完了する前にwifi機器を貸し出してくれるのでインターネット環境をすぐに利用することができます。
適用条件は「ソフトバンク光」に申し込むだけでいいので、あんしん乗り換えキャンペーンと一緒に適用するようにしましょう。
②代理店キャンペーンの利用
代理店キャンペーンは公式キャンペーンと併用できる唯一のキャンペーンと言っていいでしょう。
この代理店キャンペーンは代理店で申し込むことによって利用することができます。
代理店NEXTの場合はこのような特典になりますね。
![]() | キャッシュバックのみ | キャッシュバック+無線ルーター |
ソフトバンク光の新規申し込み | 33,000円 | 28,000円 |
ソフトバンク光の転用申し込み | 13,000円 |
このように、申し込むだけで適用することができるキャンペーンなので①の公式キャンペーンと一緒に適用することでさらにお得に乗り換えをすることができます。
さいごに
今回はメガエッグとソフトバンク光を比較していきました。
提供エリアの違いは意外と考えないところですので、改めて気にしてほしいポイントですね。
乗り換えの際にはキャンペーンの適用がおすすめですので、利用してみてください。
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