フレッツ光は光コラボへの転用でお得!プロバイダも関係が…?

フレッツ光と言えば、2017年3月時点で利用者のうち約7割がフレッツ光を利用するほど、光回線の中でも代表的な光回線です。
光回線サービスをいち早く始めたのがフレッツ光ということもあり、光回線と言えばフレッツ光、という認識の方も多いのではないでしょうか?
ただ、光回線の世界も日進月歩。
フレッツ光のような光回線が多く登場しているんです。
ということで、今回はフレッツ光のサービス内容を紹介するとともにフレッツ光に付随したサービスである「光コラボ」についてもお話していこうと思います。
目次
フレッツ光は業界最大手の光回線
冒頭でもご紹介したように、フレッツ光は光回線利用者の約7割が利用している光回線で、「ドコモ」でもおなじみのNTTが提供している光回線サービスです。
光回線の中でも多くの方がフレッツ光を利用しており、その勢いはいまだに衰えていません。
その理由の一つがフレッツ光単体のサービスはもちろんのこと「光コラボ」です。
この光コラボは2015年からフレッツ光が提供しているサービスで、ソフトバンクやビッグローブなど多くの事業者が利用しているサービス。
ということで早速、光コラボについて見ていきたいと思います。
光コラボはフレッツ光×事業者のコラボレーションサービス
では光コラボとはなんなのか。
聞いたことのある方もいらっしゃると思いますが、そこまで詳しくは知らないのではないでしょうか?
ということで、光コラボについてまずはフレッツ光が掲載している定義をご紹介したいと思います。
光コラボレーションとは
NTT東日本よりフレッツ光などの提供を受けた事業者様が、自社サービスと光アクセスサービス等を組み合わせて、
サービスをご提供するモデルを、「光コラボレーションモデル」といいます。※本モデルによりサービスを提供する事業者様のことを「光コラボレーション事業者様」と呼びます。
※光コラボレーション事業者様がご提供するサービスについては、お客様と光コラボレーション事業者様とのご契約になります。
(フレッツ光公式HPより引用)
NTT東日本の公式HPなので、「NTT東日本より~」となっていますがNTT西日本の公式HPでは同じように変わるので「NTT東日本・西日本」が提供しているサービス、と考えてもらえれば大丈夫です。
さて、この光コラボですが正式名称は「光コラボレーションモデル(以下、光コラボ)」という名前。
マーカーを引いたところにもあるように、NTTがフレッツ光の光回線を事業者に提供、貸出することによっていままで光回線サービスを提供することができなかった事業者が光回線サービスを提供できるようになった、というモデルが光コラボのあらましですね。
この光コラボを利用している「光コラボ事業者」には先ほども言ったようにソフトバンク、ビッグローブなどのケータイキャリアやプロバイダ(ISP)、そしてなんと家電量販店などもこの光コラボ事業者の一つとなっています。
では、なぜここまでの数の事業者が光コラボを利用するか気になりませんか?
その理由が「セット割」です。
このセット割というのは光回線サービスと自社サービス・商品をセットにした割引のこと。
ソフトバンク光で言えば「おうち割 光セット」などが挙げられますね。
セット割を行うことで、自社サービスの利用も促進できますし光回線サービスも促進できるので光コラボは事業者にとってはまさに一石二鳥のサービスと言えるでしょう。
ただ、事業者にいくら得とは言え、利用者が得をしないとここまで話題になりません。
ということで、フレッツ光と比較してどのようなところが違うのかを見ていきたいと思います。
フレッツ光と光コラボの最大の違いは月額料金
フレッツ光と光コラボの最大の違いは月額料金にあります。
では、どのように違いが出てくるのかフレッツ光と光コラボの料金を比較していきましょう。
フレッツ光の料金
サービス名 | 戸建て | 集合住宅 | |
---|---|---|---|
プランミニ | プラン1 | ||
フレッツ光(東日本) | 5700円+α | 4350円+α | 3750円+α |
フレッツ光(西日本) | 5400円+α | 3950円+α | 3250円+α |
光コラボの料金
サービス名 | 戸建て | 集合住宅 |
---|---|---|
ソフトバンク光 | 5200円 | 3800円 |
So-net光 | 5200円 | 4100円 |
ビッグローブ光 | 4980円 | 3980円 |
@nifty光 | 5200円 | 3980円 |
OCN光 | 5100円 | 3600円 |
表を見てみると一目瞭然ですよね。
このままの料金でもフレッツ光より光コラボの方が500円~200円ほど月額料金が安いです。
さらに重要なのが「+α」の部分。
この「+α」の部分の正体はプロバイダ料金です。
実は、フレッツ光を利用するには上記のフレッツ光の料金に加えて、プロバイダ料金を支払いプロバイダとも契約する必要があります。
このプロバイダ料金の平均は800円から900円なので、先ほどの差額と合計すると1400円から1000円は月額料金に違いが出てくることが分かりますよね。
そして、光コラボでもプロバイダと契約する必要はあるのですが光コラボではプロバイダ料金が上記の表に含まれているんです。
なので、先ほどの差額そのままに違いが出てくるため料金には大きな差が生まれます。
通信速度はフレッツ光と比較して遅い?
ここまで料金が変わってくると、気になるのは光コラボの通信速度・品質ですよね。
でも、安心してください。
先ほども言ったように光コラボはフレッツ光と同じ光回線を使用しています。
ということで、通信速度はフレッツ光でも光コラボでも変わらず「上下最大1Gbps」という光回線の中でも高速な速度で通信をすることができます。
最大、というのはベストエフォート方式と言われるもので「これくらいの速度は出せるポテンシャルはあるけど、毎回この速度が出る保証はしないよ」という意味のもの。
インターネットサービスでは基本的にこのベストエフォート方式を採用しており、同じフレッツ光を利用していて、同じ地域に住んでいる場合でも速度が変わることが多いです。
なので「フレッツ光から光コラボにしたら速度が落ちた…」という方もいらっしゃるとは思いますが、根本的な部分は同じですのでご安心ください。
転用とは?
フレッツ光から光コラボに乗り換える際には「転用申し込み」という申し込み方法を利用することができます。
では転用とはそもそもなんなのか見てみましょう。
◆転用とは◆
転用申し込みとは「現在フレッツ光を利用している方」で「光コラボに乗り換える方」が適用できる申し込み方法のこと。
フレッツ光と光コラボで光回線の「設備」が同じ、また光コラボはフレッツ光が提供しているサービスということで、「乗り換え先光コラボの開通工事費が無料」、「フレッツ光の違約金が無料」になるんです。
また転用には「自社転用」と「他社転用」の二つの種類があります。
自社転用 | 他社転用 |
---|---|
現在フレッツ光で利用しているプロバイダが 提供している光コラボへ乗り換え | 現在フレッツ光で利用しているプロバイダ以外の 提供している光コラボへ乗り換え |
ex.)ビッグローブをプロバイダとしてフレッツ光を利用 ☞ビッグローブ光に乗り換え | ex.)ビッグローブをプロバイダとしてフレッツ光を利用 ☞ソフトバンク光に乗り換え |
つまり、新規申し込みでかかってしまう初期費用や手続きを減らすことのできる申し込み方法が転用申し込みということですね。
転用については分かっていただけましたでしょうか?
代理店で申し込む際等には転用申し込みの中でも「他社転用」や「自社転用」でキャンペーン条件が変わってきたりするので、フレッツ光から光コラボに申し込みをする際には転用の種類も確認しておくといいかもしれませんね。
おすすめの光コラボはソフトバンク光
では最後におすすめの光コラボを紹介したいと思います。
今回ご紹介する光コラボは「ソフトバンク光」、文中でも少し触れましたよね。
ではどのような光回線なのか見てみましょう。
ソフトバンク光のおすすめポイントはセット割と月額料金
サービス名 | 戸建て | 集合住宅 |
---|---|---|
ソフトバンク光 | 5200円 | 3800円 |
ソフトバンク光の料金は戸建てで5200円、集合住宅で3800円。
これでも料金は安いのですがさらに戸建て限定で、本来2年自動更新プランであるところを5年自動更新プラン+ソフトバンク光テレビを付けることで月額料金が4700円にまで下がります。
500円も下がるのでかなりお得ですよね。
そしてなんといってもソフトバンク光で有名なのが先ほども触れた「おうち割 光セット」などを始めとしたセット割。
ソフトバンク光ではソフトバンクケータイとセットにした「おうち割 光セット」とY!mobileケータイとセットにした「おうち割 光セット(A)(光セット割)」を適用することができます。
割引対象プラン | 割引額 | |
---|---|---|
【NEW!】 | ウルトラギガモンスター+(50GB+) | 永年1,000円割引/月 |
ミニモンスター | ||
スマホ タブレット | ウルトラギガモンスター(50GB) | 永年1,000円割引/月 |
ギガモンスター(20GB) | ||
データ定額(5GB) | ||
ケータイ | 4G・LTEデータし放題フラット | |
スマホ タブレット | データ定額ミニ(2GB・1GB) | 永年500円割引/月 |
おてがるプラン |
対象プラン | 割引額 |
---|---|
スマホプランS(2GB) | 500円/月 |
スマホプランM(6GB) | 700円/月 |
スマホプランL(14GB) | 1000円/月 |
データプランL/ポケットWi-Fiプラン2(7GB) | 500円/月 |
それぞれケータイからの割引となりますが1台ごとに割引を行ってくれるので家計的にはかなり助かる割引ですね。
さいごに
今回はフレッツ光について、そして光コラボについて詳しくお話をしていきました。
フレッツ光と光コラボを比較すると料金はかなり違いましたよね。
申し込みをする際にもフレッツ光から光コラボに申し込みをすると工事費が無料になったり、フレッツ光の違約金がかからない、ということもあるのでフレッツ光を利用している方は光コラボに転用したほうがお得でしょう。
また、新規申し込みでもキャンペーンで転用申し込みよりもキャッシュバックがもらえたりしますので新規申し込みの方でもお得に申し込むことができるかと思います。
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