ビッグローブ光は転用がお得、フレッツ光と徹底比較してみた!

ビッグローブ光は人気プロバイダであるビッグローブから提供されている光回線です。
ビッグローブと言えば、「シムシム~」のCMでも話題のビッグローブモバイルという格安SIMのサービスも開始し、プロバイダ・光回線以外のコンテンツも続々と登場しています。
さて、そんなビッグローブから提供されているビッグローブ光はどのような光回線なのでしょう?
「え、ビッグローブから提供されている光回線でしょ?」と私も再三言っているので、そのような解釈の方も多いでしょう。
ただ、タイトルにもあるとおりビッグローブ光はどうやら「フレッツ光」と関係が深いようなんです。
このようなことも含め、今回はビッグローブ光の「通信速度・料金・割引」などを詳細に説明していきたいと思います。
ビッグローブ光は光コラボ
さて、いきなり「ビッグローブ光は光コラボ」と言われても何が何だかわかりませんよね。
ではまず、光コラボとはどのようなものなのか見ていきましょう。
◆光コラボとは◆
光コラボの正式名称は「光コラボレーションモデル」。
光コラボレーション「モデル」ということで、光回線サービス自体というよりはサービスモデルのことを表しています。
光コラボの内容は「フレッツ光の光回線サービス×事業者のサービス・商品」のコラボレーション。
具体的な流れを言えば、
「フレッツ光の光回線サービス」+「事業者の商品」というセットでまとめる☞二つをまとめて割引
【ex)ソフトバンク光(フレッツ光の光回線サービス)+ソフトバンクケータイ☞おうち割光セット】
というような流れとなります。
以前のようにフレッツ光という大きな枠ではなく、さらに細分化した枠で自分の利用しているサービスに合った光回線を選ぶことができるという利用者側のメリットもここで発生します。このように今まで光回線サービスを提供できなかった事業者がフレッツ光を通じて光回線サービスを提供し、さらに自社製品・サービスとかけ合わせることで新たなサービスモデルを築いたのです。
①フレッツ光よりも月額料金が安い
②通信速度・安定性はフレッツ光と同じ
③「転用申し込み」がお得
ということで、光コラボとは新しいサービスモデルだということが分かっていただけたかと思います。
後ほど詳しくご説明しますが、ビッグローブではセット割として冒頭でお話した「ビッグローブモバイル」とのセット割「光SIMセット割」やauケータイとセットにした「auスマートバリュー」、「auセット割」を適用することができ、光回線の中でも割引先が多い光回線と言えるでしょう。
そして、転用とは以下のような申し込み方法。
◆転用とは◆
転用申し込みとは「現在フレッツ光を利用している方」で「光コラボに乗り換える方」が適用できる申し込み方法のこと。
フレッツ光と光コラボで光回線の「設備」が同じ、また光コラボはフレッツ光が提供しているサービスということで、「乗り換え先光コラボの開通工事費が無料」、「フレッツ光の違約金が無料」になるんです。
また転用には「自社転用」と「他社転用」の二つの種類があります。
自社転用 | 他社転用 |
---|---|
現在フレッツ光で利用しているプロバイダが 提供している光コラボへ乗り換え | 現在フレッツ光で利用しているプロバイダ以外の 提供している光コラボへ乗り換え |
ex.)ビッグローブをプロバイダとしてフレッツ光を利用 ☞ビッグローブ光に乗り換え | ex.)ビッグローブをプロバイダとしてフレッツ光を利用 ☞ソフトバンク光に乗り換え |
つまり、新規申し込みでかかってしまう初期費用や手続きを減らすことのできる申し込み方法が転用申し込みということですね。
では、ビッグローブ光の、概要が分かったところでビッグローブ光自体の「通信速度・料金」について光回線サービスの大元であるフレッツ光と比較しながら掘り下げていきましょう。
ビッグローブ光の料金はフレッツ光より安い
サービス名 | 戸建て | 集合住宅 | |
---|---|---|---|
プランミニ | プラン1 | ||
フレッツ光(東日本) | 5700円+α | 4350円+α | 3750円+α |
フレッツ光(西日本) | 5400円+α | 3950円+α | 3250円+α |
ビッグローブ光(3年自動更新プラン) | 4980円 | 3980円 |
表を見てみると、ビッグローブ光の料金は戸建てではフレッツ光の東・西日本エリアよりも安いですが、集合住宅ではフレッツ光東日本のプランミニ以外はビッグローブ光の方が高いですね。
「じゃあ、フレッツ光の方が安いのか」と思った方、よく見てください。
フレッツ光の金額の横にはもれなく「+α」という文字が付いていますよね?
この「+α」こそ、フレッツ光よりビッグローブ光を始めとした光コラボの方がお得だと言える所以です。
フレッツ光を利用したことのある方ならわかると思いますが、フレッツ光を利用するにはいくつかあるプロバイダからプロバイダを選び、契約しなくてはなりません。
ここまでの流れはビッグローブ光でも同じで、プロバイダとは契約をしないとインターネットの利用はできません。
では何が違うのか?
それは「光回線の料金にプロバイダ料金が入っているかどうか」です。
もう分かると思いますが、フレッツ光の料金の「+α」こそこのプロバイダ料金。
そしてビッグローブ光ではこのプロバイダ料金が入った金額こそ上記の表の金額となります。
ビッグローブ光のプロバイダはビッグローブのみ、プロバイダ事業こそ本分なのでそれはそうですよね。
ではフレッツ光でビッグローブをプロバイダとして利用した場合、つまりビッグローブ光と同条件で利用した場合にはどれだけ金額に差が出るのでしょうか?
ビッグローブのプロバイダ料金 | NTT東日本エリア | NTT西日本エリア |
戸建て | 1200円 | 1200円 |
集合住宅 | 900円 | 900円 |
フレッツ光東・西日本で料金に差はなくどちらも戸建てで1200円、集合住宅で900円のプロバイダ料金がフレッツ光の料金とは別途にかかってしまいます。
これを改めて表にしてみると…
サービス名 | 戸建て | 集合住宅 | |
---|---|---|---|
プランミニ | プラン1 | ||
フレッツ光(東日本) | 5700円+1200円=6900円 | 4350円+900円=5250円 | 3750円+900円=4650円 |
フレッツ光(西日本) | 5400円+1200円=6600円 | 3950円+900円=4850円 | 3250円+900円=4150円 |
ビッグローブ光(3年自動更新プラン) | 4980円 | 3980円 |
このようになりますね。
もうこの金額になってしまうと、ビッグローブ光の戸建て・マンションどちらの料金もフレッツ光より安いです。
これだけでも安いのですが、さらに光コラボならではの割引である「セット割」についてもご紹介していきましょう。
ビッグローブ光で適用できる割引は「auスマートバリュー」、「auセット割」、「光SIMセット割」
先ほども言ったように、auスマートバリューとauセット割がauケータイとのセット割、光SIMセット割がビッグローブモバイルとのセット割となっています。
そして割引の内容がこちら☟
auスマートバリュー
auスマートバリューは最大2000円/月の割引を契約回線1台ごとにケータイ料金から割引してくれます。
3年目から割引額が下がりますが、割引自体はなくならないのでかなりお得です。
また、auピタットプランという月々のデータ利用量が変動しやすい方に向けたプランでは最大1000円/月の割引を行ってくれ、さらにこの割引額は月々の利用量でしか割引額が変動しないので管理しやすい割引内容となっています。
各料金プラン・データ定額サービス | 割引額 | |
---|---|---|
au データMAX プランPro | 永年1,000円/月割引 | |
au データMAX プラン Netflixパック | 永年1,000円/月割引 | |
au フラットプラン25 NetflixパックN(シンプル) | 永年1,000円/月割引 | |
au フラットプラン20N(シンプル) | 永年1,000円/月割引 | |
au フラットプラン7プラスN | 永年1,000円/月割引 | |
新au ピタットプランN | ~7GB | 永年500円/月割引 |
~4GB | 永年500円/月割引 | |
~1GB | ※新auピタットプランNでデータ容量~1GBは対象外 | |
新ピタットプラン ※新規受付終了 | 1GB~ | 永年500円/月割引 ※新auピタットプランNでデータ容量~1GBは対象外 |
auピタットプラン ※新規受付終了 | ~2GB | 永年500円/月割引 ※新auピタットプランNでデータ容量~1GBは対象外 |
2GB超~ | 永年1,000円/月割引 | |
auピタットプラン(S) ※新規受付終了 | ~2GB | 永年500円/月割引 |
2GB超~ | 永年1,000円/月割引 | |
auフラットプラン ※新規受付終了 | 永年1,000円/月割引 | |
auデータMAXプラン ※新規受付終了 | 永年1,000円/月割引 | |
データ定額30 データ定額10/13 ※いずれも新規受付終了 | 最大2年間:2,000円/月割引 3年目以降永年934/月割引 | |
データ定額5/8/20 LTEフラット ※いずれも新規受付終了 | 最大2年間:1,410円/月割引 3年目以降永年934/月割引 | |
ISフラット・プランF(IS)シンプル LTEフラットforTab/Tab(i)/Tab(L)/DATA(m) | ||
データ定額2/3 シニアプラン ※いずれも新規受付終了 | 永年934円/月割引 | |
ジュニアスマートフォンプラン カケホ(3Gケータイ・データ付) | ||
データ定額1G ※新規受付終了 | 最大2年間:934円/月割引 3年目以降永年500円/月割引 |
auセット割
auセット割はauスマートバリューが最大10台まで適用できるのに対し、1台までしか適用できない代わりに適用条件がauスマートバリューよりも軽く、比較的一人暮らしの方に向けたような割引内容となっています。
プラン | 割引額 |
大容量プラン | 毎月500円引き |
低用量プラン | 毎月1200円引き |
光SIMセット割
光SIMセット割は以下のプランに対応しているとビッグローブ光の料金から300円/月の割引をしてくれます。
ビッグローブ光で適用できるセット割としては唯一光回線の料金から割引してくれるので、光回線の料金も抑えたいならこちらのセット割がおすすめですね。
ビッグローブ光のプラン | ビッグローブモバイルのプラン |
|
|
毎月300円引き |
以上、ビッグローブ光で適用できるセット割をご紹介しました。
対応のサービスを利用しているなら絶対に利用したほうがいいので、条件などを確認してみてくださいね。
通信速度は速い?遅い?
では肝心の通信速度を見ていきましょう。
ビッグローブ光の公表されている速度は「上下最大1Gbps」です。
この速度はフレッツ光と同じ速度なので、フレッツ光と公表されている速度は変わりません。
でも、ビッグローブ光には高速接続サービスオプションである「IPv6オプション」の利用ができるんです。
ビッグローブ光のipv6プラスオプション契約したら夜10時頃の時間帯のネットがクソ速くなったwww!
無料オプションだからフレッツ光系の回線で速度が出ない人には超オススメ!(ひかり電話契約か別途対応ルーター必要ですが。) pic.twitter.com/EG3qBlAcJU— tanakazuwow (@tanakazuwow) February 21, 2017
このように、IPv6オプションを利用してから速度が上がったという方も多く、最近では「一番安定性の高い光コラボ」と言ってもいいほどです。
このオプションには「ビッグローブ光電話」への加入が必要となりますが、ビッグローブ光電話はauスマートバリューを適用する際にも必須条件となっているのでauスマートバリューの適用を考えている方はこのビッグローブ光電話に加入したほうが通信速度も上がるのでおすすめです。
ということで、「ビッグローブ光はそのままでも速いはず、だけどIPv6オプションを利用することでさらに安定し速い速度になる」ということが分かりましたね。
ビッグローブ光の申し込みは「代理店申し込み」がお得
ビッグローブ光を申し込むなら、代理店申し込みがお得です。
というのも代理店申し込みをすることで「公式キャンペーン」と「代理店キャンペーン」の二つのキャンペーンを適用することができるからですね。
そしてビッグローブ光の代理店の中でもおすすめの代理店が「NEXT」。
このNEXTでは、
①高額キャッシュバックキャンペーン:32000円
②工事費無料or割引+キャッシュバック:最大55000円お得
のどちらかのキャンペーンを適用することができます。
詳しい情報は☟の記事に記載していますので、よろしかったらご覧ください。
さいごに
今回はビッグローブ光の「概要・料金・速度」というように根本的な情報を紹介しました。
やはりフレッツ光よりも料金も安く、速度も申し分なさそうですね。
ビッグローブモバイルも流行っているので、料金を抑えたい方にもおすすめの光回線と言えるでしょう。
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