価格コムのauひかり「DTI」の料金が安い?実質費用の謎とは

今回は料金比較サービス「価格コム」で表示されているauひかりの料金についてお話してきたいと思います。
ただ、auひかりは7社のプロバイダからプロバイダを選んで利用することができるので、プロバイダによって利用できるサービスなどが異なります。
そして価格コムではプロバイダによって料金も変わるよう。
ということで、今回はauひかりを「DTI」をプロバイダとして利用した場合のお話をしようと思います。
月額料金がいくらになるのか、また価格コムの特徴でもある「実質費用」についても詳しくお話していきます。
目次
価格コムでauひかり「DTI」が安いらしい!実質費用ってなに?
価格コムは先ほども言ったように、料金を比較することができるサービスです。
家電、カメラ、時計などのような買い切りの商品の料金比較はもちろん、最近では光回線や無線ルーターなどの継続的なサービスの料金の比較もすることができるよう。
ただ、光回線などの料金比較についてはちょっと普通の料金比較とは違い、すぐ申し込みができるようになっており、ちょっとした代理店のようにもなっています。

今回お話するのは赤枠で囲ってある「DTI auひかり」となっているところ。
auひかりのプランは「ホームタイプ」の「ずっとギガ得プラン」となっています。
そして実質費用のところを見てみると「2481円」と表示されていますね。
平均的に光回線のホームタイプの料金は5000円前後なので、この料金はかなり安い。
ただ、最初に言っておきたいのでがこの料金はあくまで「実質費用」であるということです。
実質費用とは、実際にかかる費用ではなく割引やキャッシュバックなどを鑑みて、「実質」これくらいの料金で利用できるようなもんだよね、という費用のこと。
つまり、実際にかかる費用もしっかり確認しなくてはなりません。
実際にかかる費用を比較してみたら「全然お得じゃなかった!」ということもよくありますからね。
ということで、auひかり「DTI」の実質費用について詳しく見てみましょう!
auひかり「DTI」の実質費用は「2481円」!平均料金より安いワケ
さて、ランキングを見ている限り実質費用は2481円と光回線の平均的な料金よりも大幅に安かったです。
ではなぜこのような実質費用になっているのでしょうか?
ランキングページの詳細ボタンから飛んでみると、auひかり「DTI」の料金は次のようになっています。

やはり実質費用は「2481円」で間違いなさそうですね。
ではどのように計算されているのでしょうか?

実質費用の内訳を見てみると上記のような計算方法になっています。
計算式は、
月額料金の平均×12ヵ月 - キャッシュバック ÷ 12ヵ月
という形になっていますね。
どうやら実質費用の計算には「月額料金の平均」と「キャッシュバック」の二つの要素が重要そう。
ということで、月額料金の平均とキャッシュバックについて見ていきたいと思います。
auひかり「DTI」の月額料金の平均とは

auひかり「DTI」の月額料金の平均は上記の通り。
見たところ、1カ月目とそれ以降で料金が大幅に変わっていますね。
これは月額料金が初月だけ無料になるためです。
そのため、開通月の月額料金は発生せず初期費用である「3240円」が料金となるわけですね。
それ以降は通常の料金がかかってしまうため、6048円という金額になります。
しかし、ここで疑問に思ったのが「回線工事費」です。
auひかりを開通するのに「回線工事」が必要になり、ホームタイプの場合回線工事費は「37500円」かかります。
ただ、この回線工事費は基本的に無料にすることができるんです。
というのも、auひかりの公式キャンペーンで「初期費用相当額割引」というキャンペーンがあるため。
この初期費用相当額割引は、auひかりの回線工事費「37500円」の分割金(625円/月×60回払い)を毎月同額の割引で相殺してくれるという内容です。
つまり、60カ月auひかりを利用すれば回線工事費は0円になるんですね。
しかし、価格コムの支払い料金を見ているとどの利用期間でもこの「初期費用相当額割引」が適用されている形跡がありません。
つまり、価格コムは公式キャンペーンと併用することができない申し込み方法、ということが言えますね。
本来であればこの回線工事費を支払うことなくauひかりを利用できるので、月額料金という面で見ると価格コムで申し込むメリットはなさそうです。
実質費用の目玉?キャッシュバックの詳細を見てみよう
さて、月額料金について見ていきましたがまったくお得とは言えないような内容でしたね。
普通に公式で申し込みをしたほうが料金は安くなりますし…
ただ、実質費用を見てみると「2481円」となっています。
そしてこれを支えているものこそ「キャッシュバック」です。

上記のように、価格コムから申し込むことで「40000円」のキャッシュバックがもらえるようです。
40000円のキャッシュバックというのは金額的には結構高いキャッシュバックと言ってよさそうですが、このキャッシュバックはどのようにしてもらうことができるのか、詳しく見ていきましょう。
価格コムのキャッシュバックをもらうにはどうやら4つのステップを踏まなければならないようです。
① DTIのプロバイダメールアドレスにDTIから事前通知メールが届く(事前連絡)
② 楽天銀行株式会社「メルマネマスペイメントサービス」から送金通知メールが届く(キャッシュバック連絡)
③ ②の「送信日」から45日以内にキャッシュバックの振り込み先を登録
④ 振り込み完了
価格コムでキャッシュバックを受け取るためには上記のステップが必要です。
ただ、ここで注意しなくてはならないのはまず②と③です。
送金通知メールというのは、キャッシュバック連絡ですがこのメールが送られるのはauひかりを11カ月以上継続利用している方のみ。
もちろん継続期間に関しては特に言うことはありませんが、手続きの開始はこのメールが送信されてから。
つまり最低でも開通してから11カ月目まではキャッシュバックを受け取ることができません。
約1年後なので結構しんどいですよね…
そしてこの送金通知メールが「送信」された日から45日以内に振り込み先口座を登録する必要があります。
送信された日なので日にちをしっかり確認しておかなければなりません。
もちろん45日が過ぎたらキャッシュバック自体が無効になってしまいますので、シビアな条件と言えます。
明らかに、確実にキャッシュバックを受け取れる内容ではないので、キャッシュバック的に見てもあまりおすすめはできなさそうですね…
キャッシュバックを受け取れなければ、ただ高い月額料金だけが残ってしまい、実質費用どころの話ではないので、auひかりを申し込むなら確実にキャッシュバックを受け取れて、なおかつ月額料金も普通の料金で利用できるところから申し込んだほうがいいでしょう。
auひかりの正規代理店なら確実にキャッシュバックがもらえる!
さて、価格コムについてお話していきましたが正直あまりおすすめできるような内容ではありませんでした。
月額料金は高いですし、キャッシュバックも確実にもらえるわけではないですからね。
ただ、auひかりの正規代理店なら確実にキャッシュバックを受け取ることができます。
今回ご紹介したいのは、auひかりの「正規代理店」である「NEXT」という代理店。
このNEXTはキャンペーン特典が豪華であり、なおかつ口コミでの評価も高いことで有名です。
もちろんauひかりの公式キャンペーンとも併用することができるキャンペーンなので、価格コムでは適用できなかった「初期費用相当額割引」も適用することができます。
そして肝心の特典内容は☟の通り。
キャッシュバックのみ | キャッシュバック+無線LAN | |
auひかりのみ | 45,000円 | 40,000円 |
auひかり+ひかり電話 | 52,000円 | 47,000円 |
ご覧のように、キャッシュバックのみか無線LAN付きの特典かを選ぶこともできます。
そしてキャッシュバックを受け取るために必要な手続きは「申し込み時に電話で口座番号を伝えるだけ」ですし、キャッシュバックが振り込まれる期間はauひかり開通後の翌月末。
手続きも簡単で、キャッシュバックも早い、そして口コミでの評価も高い代理店なので確実におすすめできる代理店です。
価格コムよりは正規代理店「NEXT」で申し込みをしてみてはどうでしょうか?
さいごに
今回は価格コムについて見ていきました。
月額料金は高いですし、キャッシュバックも確実にもらえるものではありませんでしたね。
これなら価格コムよりは正規代理店で確実にキャッシュバックを受け取ったほうが良さそうです。
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